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  • Writer's pictureTanaka Hiroaki

北川水系 大ゴルジュエリアをパックラフトでダウンリバーする パックラフト カヤック ダッキー

Updated: Sep 21, 2023

北川水系の大ゴルジュエリアをパックラフトでダウンリバーしました。

動画をユーチューブに投稿しました。12分。 https://youtu.be/Z6nXp3WjhK8

 私(かわうそ隊長)は、これまで沢山の川をカヤックで下降してます。

出身の熊本県では、レギュラーな感じで常に下れる球磨川、川辺川。増水時のアッパー川辺川、更にその支流の五木小川、水系変わって氷川、河俣川等。四国では四万十川、大歩危、小歩危等。中部では長良川、大増水の吉田川等。ニュージーランドでは、カイツナ川、ワイロア川、ランギタイキ川、ランギティケイ川等。台湾では北勢渓とか。

そこそこ難しいグレードの川もかなりの回数下ってます。カイツナは多分30回以上はダウンリバーしてると思います。カヤックに関しては、国内でも海外でも、ツアー会社に頼って下ることは無いですね。現地の情報は感謝しつつ教えて頂いてますけども。

 なので、それなりにカヤック経験値が高い私。カヤック担いで、少々の山道なら登ったり下りたりは若い頃よくやってました。しかし、カヤックは15~20kgの重さがありますからね。まー重い・・・。なので、カヤックに適した川は中流域って事になります。

道路が横を通ってて、ポーテージが少なめか、ポーテージ無しで済むような川

そんな条件で、激し目の川は、九州内ではだいたいダウンリバーしてるかなと思います。

 でも、川って、チョロチョロと生まれる源流から始まり、いくつもの源流を束ねて少しずつ川幅が・水量が育っていきますね。カヤックに適した中流域より上流の区間に、もしかしたら無数の素敵な瀬や滝がある可能性がある、けども、道路から遠い・・・。崖に近い急斜面の先にある・・・。なんて川にカヤックは持って行けないよ・・・。って事が常でした。


 さてさて、4年程前にパックラフトの存在を知り、その驚異的な軽さに、逆に船体の強度に懐疑的だった私。軽い分弱いんでしょ、破れるんでしょ。なーんて思ってた。私の感覚として、水量豊富な水深のある場所はカヤックに乗ればいい。そこにパックラフトの必要性は感じてなかったんです。崖を下りてエントリーするような川は、水深が浅い所が多くて、ボトムを擦りまくるでしょ。ボトムの強度が弱かったら、すぐ破れるでしょ。って最初は思ってたんです。

 でもね、モノは試しと、その時パックラフトツアーを催行してた佐賀のたいようアウトドアーさんで、パックラフトダウンリバーツアーに参加させて頂いたら、意外や意外、強度がかなり高いのを知り、この強度なら使えるぞって体感したんですね。


 前置きが長くなったんですが、これまでカヤックでは行けなかったエリアがあり。そんなエリアに軽さと強度のバランスが幸いして、パックラフトなら行けるという発見は、私を中流域という呪縛のエリアから解き放ってくれた感じがあります。

 一昨年から、幾つかの新たなエリアを開拓してるんですが、由布川峡谷もその一つです、藤河内渓谷、石並川、マル秘エリアなんて川も・・・。それぞれに理由があって、カヤックでは難しい川なのですが、パックラフトとは相性が良い川です。

 そして表題の「北川水系 大ゴルジュエリア」でのパックラフト。全く新たなエリアの開拓でした。瀬と言うより滝・滝・滝。ポーテージもかなりあるし。滝のたびにスカウティングも必要で時間が掛かります。ユーチューブ動画の中にトライした主要な滝は映ってます。

 ゴールして、パックラフトを畳んでザックに入れて、約100mの高さの滝を含む急斜面を突き上げて道路に出なきゃなりません。これぞまさしくパックラフトの使い方!って感じなのです。楽しい!!! 満足度はかなりのもんです。


 なので、パックラフトへの新たな可能性を感じています。パックラフトならではの今回のダウンリバー。パックラフトでなければ成し得なかったダウンリバーです。

動画見て下さい。

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初心者でも、上手になったら、レベルに合わせた川にご案内しますよ。アドベンチャーしましょ。

#パックラフトはカヤック・カヌーとは似て非なるモノ

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